人間家族 2003年1・2月号 通算329号

新刊/『とめよう!浜岡原発』発刊!!/「浜岡原発とめよう裁判」
「虹ネット」からの呼びかけ |
【本号本文からの抜粋】
ホピ・インディアンの人たちは、ウランは地球の内臓であると言う。無造作に地球の資源を掘り出していくことは、地球の「死」を意味する。
この宇宙に浮かぶ「奇跡の惑星・地球」こそ、人類の聖地であることを学ばなければならない。 喜納 昌吉
専門家の建前論よりも、我々素人の感性を信じるべきなのである。事故を事前に察知し、自らの命を守り、未来への財産を守ろうとする市民の「危機への直感」を無視してはならない。
「王様は裸だ!」と叫ぶ市民の率直な気づきを大きく拡げるために、この本(『とめよう! 浜岡原発』)の出版が企画された。
「建前」や「しがらみ」の上着を脱ぎ捨てて、ぜひご一読をお願いしたい。
水野 誠一
今、こんなにも世界が判りやすく見える時もないのでは、と思います。
とても複雑だと思われていたこの世界が、その本当の実態を無防備にもさらけ出しているとさえ思えます。
多分そんな世界を、じっと何百年もの間耐え忍びながら見てきたインディアンの人たちの目には、もうずーっと昔から、この本当の世界の姿が見えていたのでしょう。 山口 晴康
【2003年1・2月号 目次】
▼新刊書『とめよう!浜岡原発』発刊!!
本書への一言メッセージ 喜納 昌吉/池田 香代子/辻 信一 6
はじめに 水野 誠一 7
目次 10
▼浜岡原発とめよう裁判
今年を「原発さよなら! 元年」に 白鳥 良香 14
12/26裁判を傍聴してきました
裁判長「検査員の基準や資格は?」
中電弁護士「聞いてきます」 杉山 浩子 15
不正事件の「温床」は保安院にあった
中電・保安院への浜岡原発に関する申し入れ行動 塚本 千代子 17
▼「虹ネット」=「浜岡原発、巨大地震対策虹のネットワーク」
「虹のネットワーク」からの呼びかけ 古長谷 稔 19
「笑う富士山フェスティバル」 虹ネット 21
「虹のネットワーク」プレスリリース 〃 22
北朝鮮の核より遥かに危険な日本の原発!
来るべき東海地震の予想震源域の中央に老朽化した原発が!
▼ピースウォーク
「ピースフル・トゥモロウ・ウォーク」
ごあいさつ 掘越 由美子 24
イン・ビューティー、ウィ・ウォーク… 前篇 山口 晴康 26
▼アメリカ市民運動最前線 6
ホワイトハウス反核平和ビジル 宮崎 さゆり 31
▼もうひとつの教育
モンターギュだより シュタイナー教育事情 4
学校と親のかかわり方 山崎 千恵子 37
「海の小学校」の体験学習 2
僕たち私たちの船造り 1 「船を造るんだ」 高橋 美智子 41
『海からの贈り物』 三浜小学校00年度6年生 40
▼第三世界
北タイ・チェンマイより 北代 るり 45
▼インフォメーション
【新連載】すてきなくらしの十二ケ月 睦月・如月 杉山 里果 2
トム・ラブランクCD「イーグルトーク」リリース:51
闘う詩人、CDで朗読:52
アキノイサム作品展「幻想のリアリティ」愛知県:53
NO WAR! NO DU!(劣化ウラン弾)
3・2広島1万人が作る平和のメッセージ:53
◆表紙絵:丸木俊 A5判 58P |

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