人間家族 2000年2月号 通算301号

「ザ・ロングウォーク・フォー・ビッグマウンテン」2
1/11長野県長谷村→1/24ロサンゼルス
巻町反原発村長再選! 吉野川住民投票圧倒的勝利! 東海村議選「脱原発候補」上位当選! |
【本号記事より抜粋】
我々ウォーカーは、行動する戦士たちは、ただ前を向いて、一歩一歩を歩いて行くだけである。考え過ぎず、答えを求め過ぎず、バランスを保って、目の前に開いている道を歩むことからしか、次の歩むべき道は見えてこないだろう。
僕たちは、ヴァーチャルな虹の戦士ではない。リアリティの中を歩く、聖なる野蛮人であり続けたい。
河内 聡雄
1月16日、巻町の住民は、原発のない未来へ力強く確実な一歩を標した。
「巻原発の最終決着」を最重要課題に掲げた笹口孝明町長は、1万102票を獲得、再選された。笹口町長は「東北電力・巻原子力建設準備本部には、撤退してもらう」と明言、国に対しても「電源開発調整審議会には、計画の削除を求める」と宣言した。 金子 貞男
ヤッター! スゴイ! ヨカッタネ!! という喜びの声々――。だれ彼となく握手して、肩を抱き合う。
2000年1月23日夜、吉野川可動堰の是非を問う住民投票が、全国のトップニュースとして報道されました。本当に、やっと勝ち得た喜びの声です。応援、本当にありがとうございました。 松永 三恵子
ご支援ありがとうございました! 東海村から、脱原発の波を作っていきます!
「原子力との共存」といい、村で原子力批判をすれば、大げさでなく「村八分」とされるような東海村で、公然と「脱原発」を訴えた相沢さんの上位当選は、これまで東海村で反原発運動を闘ったことのある者にとっては、図り知れなく大きな意義がある。
40余年かかって「原子力の村」となった東海村の、新しい世紀が始まった。 「かんそいも通信」
【2000年2月号 目次】
▼「ザ・ロングウォーク・フォー・ビッグマウンテン」2
デイリーリポート 2
1/11・長野県長谷村→1/24・ロサンゼルス到着 ウォーク参加者 6
ナバホ、強制移住と闘う――政策立案の陰に石炭採掘利益
バヒ・キャダニー インタビュー 「ジャパン・タイムズ」 30
ビッグマウンテン・サポートグッズの紹介 33
▼吉野川可動堰住民投票 圧倒的勝利
徳島発 吉野川可動堰住民投票を終えて 松永 三恵子 34
住民投票結果の実現を求める要望書 第十堰住民投票の会 37
▼ななお
ナナオ 鈴木 マギー 39
詩 どうすりゃ いいの ななお さかき 42
What Shall I do Nanao Sakaki 43
▼原子力発電
相沢一正さん、東海村初の「脱原発議員」に! 反原子力茨城共同行動 44
巻町町長選挙・勝利宣言 金子 貞男 46
原子力防災は成立し得るのか? 鈴木 てつや 48
――浜岡原発・原子力防災訓練ウォッチング・リポート
▼Y2K WASH
「Y2K WASH NEWS」第6号
Y2K WASHキャンペーンから生まれるもの 河千田 健郎 53
核のない21世紀を創ろう きくち ゆみ 57
Y2K WASH キャンペーンの今後 Y2K WASH キャンペーン 59
▼暮らし
自然体生活術 その56 一息四脈と腹の弾力 佐藤 ともや 60
▼プリズン・ウォーク
刑務所の改善を求める法の行進
――ムミア・アブ・ジャマルの解放を求めて 安田 行純 法尼 63
▼日米環境活動支援センター
トーメンによるスリランカでの採掘計画問題 2 宮崎 さゆり 65
新刊本『21世紀への草の根ダイオキシン戦略』 〃 77
▼もうひとつの教育
南上小学校の体験学習 番外
――南上小学校が学校賞に輝く 「伊豆新聞」 79
▼インフォメーション
たんぽぽ舎 11周年記念の集い:80
旧・動燃東海再処理施設爆発事故3周年 再処理施設再開反対全国集会:80
コンサート「ナチュラル・ソニック 2000」:80
瓢箪から駒「桜満開・花祭り」 フリーキャンプ:81
編集室への便りから:81
▼『人間家族』1999年の歩み:83
◆表紙写真:東京都内を進む
「ザ・ロングウォーク・フォー・ビッグマウンテン」 |

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